実践基礎コース
コースの特徴
- 学校での実践を想定したカリキュラム作成し、受講者それぞれの視点から意見を出し合い カリキュラムのねらいからゴールまでを一緒に考えます。
- 学校の状況をよく理解し、学校とパートナーシップを築きながら学校で求められるキャリア教育の支援が行える知識が習得できます。
※この講座は、キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会「キャリア教育コーディネーター育成ガイドライン」に 基づいて開講しています。
カリキュラム
「eラーニング」→「公式テキストでの学習」→「提出課題」→「集合研修」→「提出課題」という構成。
(合計学習時間34時間)
知識の「習得」と「活用」の繰り返しを通して知識とスキルの習得をめざします。
※各提出課題(合計8種類)は、採点・評価後、返却し復習していただきます。
修了証について
エントリーコース受講終了後、「キャリア教育コーディネーターガイドライン」に基づく修了証を発行致します。
- 1)出席率・受講率が8割以上であること
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- すべてのeラーニングを受講していること
- すべての提出課題が提出されており、得点率7割以上・評価B以上であること
- 集合研修時のふりかえりシートが提出されていること
※集合研修欠席の場合、欠席は1回までとします。ご相談ください。
- 2)エントリーコース終了後の知識習得度テストで8割以上の得点があること
- ※eラーニングで受験、研修時にてご説明致します。
実践コース
コースの特徴
- 実践コースでは、学校の授業を企画・運営していただきます。学校(先生・子ども)、地域(保護者)、産業界(企業)などさまざまな方との関わりをもつことでコーディネーターとしてのスキルが身に付きます。
- グループ単位での活動になります。
学校との調整、講師の確保、プログラムの作成・実施、事後訪問まで、同じ志をもった者同士、助け合いながら活動します。
※実践コースの受講には、エントリーコースの修了(修了見込)が必要です。(すでに修了証をお持ちの方は、発行日より2年以内であること)
※実践コース受講にあたっては、さまざまな価値観のステークホルダーとコミュニケーションをとれる素地があるか、主体的に責任をもって仕事を担っていただけるか、確認のための面接を行います。著しくふさわしくないと判断された場合、実践コースの受講をお断りすることがあります。
カリキュラム
遠方からの参加者が含まれることを想定し、初回(キックオフ)と最終日(振り返り)を集合研修とし、学校における実践活動のための準備活動は、グループ単位でそれぞれの日程にしたがって活動していただきます。SNSなどのツールを活用しグループ内で連絡を密にしながら行います。
弊社では、例年、小・中学校にてキャリア教育プログラムを実施しており、希望があれば、それらの学校で活動することも可能です。実践活動に入ってすぐに学校と調整を始めることができ、その分、講師の手配・プログラム開発・提案等の準備に集中できるというメリットがあります。
- 1.実践コース(集合研修:キックオフ)
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- グループメンバーの発表
- 担当学校の発表
- グループ内での活動スケジュールの決定
- 2.学校と第一回目打ち合わせ
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- 開催日時の確認
- 生徒の状況確認
- 学校側の目標を確認
各自の自主的活動
この間の、報告、連絡、相談はSNSを活用して情報共有をする
- 3.カリキュラムの作成会議
- ※参加メンバーによってはzoomなどの遠隔コミュニケーションツールを使った会議
- 学校でのヒアリング内容を元にカリキュラム作成
- 実施に向けた役割分担
運営スタッフが会議に同席。会議の運営を支援する。
- 4.リソースの調達
- カリキュラム内容に応じた、ゲスト講師、地域リソースの調達
- 5.ゲスト講師、活用リソースの決定
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- ゲスト講師と共に、体験内容(カリキュラム)の完成
- 実施に向けたリハーサル
- 6.学校と第二回目打ち合わせ
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- 企業の参加状況報告
- 仕様教室の確認
- 当日の銅線確認
- その他注意事項の確認
- 生徒に対する事前アンケート、お礼状の作成の依頼
- 7.キャリア教育 学校での実施当日
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- 学校とスタッフ開始前ミーティング(参加スタッフ、ゲスト講師全員に対して実施に関する申し送り)
- 生徒全員へ体験活動に関する事前説明
- 教室作り、企業スタンバイ
- 職業体験活動開始(3時間~4時間)
- 体験活動の運営(実施支援、生徒の安全指導)
- 生徒実施後の振り返り
- 学校から撤収
- 8.学校へ実施後のヒアリング
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- 実施の感想
- 次年度実施についての要望
- 生徒のアンケート、お礼状の作成の回収
- 9.学校と第一回目打ち合わせ
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- 参加の感想
- 次年度以降の参加協力の有無
- 10.学校と第一回目打ち合わせ
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- 活動内容の報告資料作成
- グループ内発表
- グループ内での活動スケジュールの決定
修了証について
「キャリア教育コーディネーターガイドライン」に基づき、経験すべき業務内容を経験している方には、実践コース修了証を発行します。(活動日誌・チェックシートの提出にて確認いたします。)
- 2014年度 福岡1期生 10名(10名受験/6名合格)
- 2015年度 福岡2期生 2名(0名受験/0名合格)
- 2016年度 福岡3期生 7名(6名受験/5名合格)
- 2017年度 福岡4期生 6名(3名受験/2名合格)
- 2018年度 福岡5期生 6名(2名受験/2名合格)
- 2019年度 福岡6期生 2名
修了後について
- ◆修了後の活躍の場として
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- 教育系NPO法人
- 教育支援会社
- 企業のCSR部門
- キャリアセンター
- キャリアカウンセラー
- 子どもの学びについて関心がある方
認定キャリア教育コーディネーター資格について
- 資格取得要件
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- 協議会の認定育成機関による育成研修会においてエントリーコース・実践コースを修了すること
- 全国認定試験(小論文・記述・実技・面接)に合格すること
- 合格後、本協議会にコーディネーター会員として登録すること